CHÉRI 軽谷佑子 アーベーセーを きいているずっと すてきだと 思っていたいままで かった服をみな だいじにする 花芽がついた 雨がながく降って よるに飛びまわる蛾を あらいながした 君にあてた 色をとっかえひっかえ して おおわらいする すきなんだ いちばんすき 花束をかう 冬になっても かれらをけして 傷めないすぐに 約束する